双子!?THETA 動画を合体させて遊ぶ
RICOH THETA Advent Calendar 2015の6日目。
THETAの動画を合成したらどうなるだろうか?という実験をしてみました。
🎅完成動画
🎅THETA 動画合成 双子がホテルでくつろいでるところ
出張先のホテルで撮ったものです。
🎅THETA 動画合成 双子がそば食ってるところ
そば屋でそばを食べてるところを撮ったものです。
キツイ絵面ですいません。
対象が近すぎて肘がぶつかってしまったので、もう少し離れた方が良かった。
そば屋の席近すぎでした。
🎅THETA 動画合成 朝日と夕日
日の出と日の出を合成しました。
ちょっとカメラ位置がずれてしまった・・・。
空の境界線はぼかしにしてみました。
結構解像度が低くなってしまったけどなんだろう?
暗いからかな?
🎅作り方
最初はもっと簡単かな~と思ったんですが、なかなか手こずりました。
THETA Sで保存される2画面のうち、残したい方どうしを組み合わせて
THETAアプリに投げたら出来るもんだと思っていたら、
編集ソフトでいじった動画は変換エラーになるみたいでした。
メーカーに問い合わせた人がいたけどサポートしないという回答をもらったとか。
これをひょいとやって、
完成~☆
みたいなの希望だったんですが。
はい・・・。
なので、THETAアプリでEquirectangular(正距円筒図)にしてから
AviUtilで合成という手順にしました。
🎅AviUtilの設定方法
MP4の入出力やレイヤータイムラインは拡張機能らしいので、 以下のページなどを参考に環境を整えてください。
本体と入力の拡張機能インストール。
MP4出力の拡張機能インストール。
AviUtilの準備が出来たら、普通にTHETAアプリで変換したEqui動画を用意。
それをAviUtilのタイムラインにD&Dします。
真ん中を使う方をあとからインポートした方が良いです。
音声は1つでよいので、片方をオフにする。
あとから追加した動画をダブルクリックしてマスクの設定をする。
右上の小さい「+」を押してマスクを選択。
マスクの形は四角か円形で、サイズは最大。
編集終わり、出力。
プラグイン出力からx264を選択。
高画質+画質最高に設定しMP4に書き出します。
これで一応動画は完成なんですが、YoutubeにアップしてみるとEqui動画のままです。
71713@githubさんが言っているメタデータが無い状態ですね。
RICOH THETAで遊んでみるための情報まとめ - Qiita
球体の動画というメタデータを追記するためGoogleのツールを使います。
360 度動画のアップロード - YouTube ヘルプ
ここから360 Video Metadata Toolをダウンロードしてきます。
Openで先ほど作った動画を選択し、Sphericalのチェックを入れます。
これでYoutubeにアップすればマウスでぐりぐり動かせる、 モバイルではジャイロに合わせて動く動画になりました!
🎅まとめ
はっきり言ってこのやり方あってるのかわかりませんw
もっと簡単で正しいやり方があったら教えてください。
こんくらいの決まりきった変換ならマクロとかで設定できるのかな?
今回AviUtilを数年ぶりに触って、結構使いやすいかったので今後も使ってみようと思いました。
この合成で映像半分捨てるとなるといろいろなものが隠せるので、写ってほしくない機材の処理なんかには良いんじゃないかなと思いました。
2倍撮影しないといけないのでそれはそれで大変でしょうけど・・・。
なんにせよカレンダー作成者としてはなんとかネタが出せてよかった~!
明日はおばたさん@obaatsuのロードバイクとTHETAです!
よろしくお願いします!